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パパ読ンデ

光を越え、事象の地平面で逢いましょう

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春の命に遅滞なし


54 062
ヒシバッタ
54 055ナナホシテントウ
54 078mmm
ヒラタアブ

秋からずっとマットに潜って顔を見せなかった

コクワガタが、ついに目覚めました。

ノコギリクワガタやミヤマクワガタは

無常に事切れてしまったのですが、

コクワガタは三匹とも無事に冬を越す事ができました。

半年近く絶食していたのだから

さぞかしお腹が空いているだろうと思い、

リンゴを飼育箱へ投入してみると、

早速しがみついて食している様子はなんとも愛らしかったです。

うちの長男は寝起に問題があり、

朝なにかお腹に入れるまで動きが鈍くて、

妻に酷く悪態を吐くこともあるので、

覚醒後の体には種を問わず糖分が必須なのかもしれません。

近頃めっきり春めいてきたので、

コクワガタ君たちもようやく目を覚ましたのでしょう。

昨年一昨年と、

カブトムシに春を迎えさせることができなかった私には、

我が家で昆虫に冬越しさせることに成功するとは、

自分もようやく昆虫に虫好きとして

認めてもらえるようになった気になりました。

我が家を宿りとして、

一冬を安心して過ごしてもらえるとは、

とても虫好き冥利に尽きます。

そこで、暖かい陽気に舞い上がった私は、

コクワガタが既に目覚めたのだから、

他の昆虫もきっと同様に違いないと確信し、

長男を引き連れて春の野を探索に出掛けました。

そこには私の思惑通り、

つい先日まで見られなかった昆虫の息吹が

枯れ草の間に散見されました。

珍しい虫や大きな虫は発見できなかったのですが、

堅い凍土だった場所に再び命が萌え出していると、

これから先の豊饒を予見せずにはいられませんでした。

地味な昆虫しか見出せず、

意に反して連れて来られた長男は不満気でしたが、

私がナズナ摘みを教えると、

関係のない草まで引き抜いて野草採りに夢中になっていました。

そして長男がズボンとジャンパーを泥まみれにした成果は、

夕食の一品として立派に食卓を飾ったのです。

泥を洗うのが大変だとこぼしながらも、

妻がナズナを韓国風のおひたしに仕上げてくれました。

長男は恐る恐る箸をつけその味を噛み締めると、

やがて口いっぱいに頬張り、

昼間流した汗を還元させたいかのようでした。

ごま油やニンニクがナズナの味を損なうこともなく、

ただのおひたしにするより私も箸が進みました。

コチュジャンに並び立つほどのナズナの野趣が、

冬があれば必ず春は次に控えている、

天地開闢以来、

それは滞る事がなかったのだと教えてくれているようでした。





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  1. 2011/03/21(月) 23:45:04|
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