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パパ読ンデ

光を越え、事象の地平面で逢いましょう

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嬉しい知らせ

いとこのお姉さんから結婚式の招待状が届きました。

お正月に会ったときにはそんな気配がまるで無かった

人なので、いきなり結婚と知って驚きました。

彼女は私より二歳年上なのですが、今まで結婚暦はありません。

結婚したばかりの頃の私は、彼女に「早く結婚しなよ」

と会うたびにお節介なことを言っていましたが、

ここ数年は、きっと彼女はもう結婚しないんだろう

と私も諦めて、結婚の話題にはふれないようにしていました。

伯父の家に遊びに行くと、孫のいない伯父夫婦は

私の息子たちをいつも可愛がってくれます。

それが娘が生んだ本当の孫だったら

きっと伯父夫婦ももっと嬉しいんだろうな、

といつも思っていました。

だから、子供のことはともかく、

彼女が四十間近にしてやっとその気になってくれたことが

私は嬉しくてなりませんでした。

子供のころの私は彼女がとてもしっかりした

お姉さんだと思っていました。

両親と兄たちと一緒に伯父の家へ行くと、

いつも丁寧な挨拶で迎えてくれて、

料理を運んだり飲みものを注いでくれたり、

喋る話題も大人びていて、

彼女と同じ歳の私の兄と比べると

随分な違いを感じていました。

私にはガサツな兄しか兄弟がいなかったので、

子供の私は遊んで欲しいからワザと生意気な口を利いて

やさしい彼女の気を惹こうとしたものです。

彼女は大人になってから

自動車で死亡事故を起こしてしまい、

そのことが彼女が結婚を遠ざけていたのだと思います。

事故の後、彼女は介護福祉士となって

今でも老人の介護施設で働いています。

それが事故の相手がお婆さんだったから

なのかどうかは私には判りませんが、

もしかしたら一生をお婆さんに対する懺悔のために

老人の世話に捧げるつもりなのだろうかと私は想像しました。

でもそれではあまりに味気ない後ろ向きな人生です。

私は彼女が背負った十字架は、

決して幸せになることを否定してはいないと思うのです。

結婚して家庭を持ってこそ湧いてくる償いの気持ち

もあるでしょうし、

事故を起こして傷ついた彼女の気持ちも

優しい旦那さん
によって癒されるかもしれません。

過去に囚われて失敗を悔やむよりも、

そのおかげで成長できたことに感謝して、

未来のために今出来ることを懸命に

やれば良いのではないでしょうか。

彼女に電話して、花嫁姿を楽しみにしていると言ったら、

「おばさんの花嫁だからあんまり見ないでよ」

と照れ臭そうにしていました。

私はちょっと羨ましくなりましたが、彼女の陽気な声に、

祝福の気持ちで一杯になりました。

結婚式には出席することにしましたが、

もしかしたら彼女を見て

自分が泣いてしまうのではないかと今から危惧しています。


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  1. 2010/04/10(土) 00:25:45|
  2. 人間ライフ
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