パパ読ンデ

光を越え、事象の地平面で逢いましょう

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

おとうさん

夕方、仕事から帰ってみると玄関にピンク色の靴がありました。

子供用の靴なので長男のお友達が遊びに来ているのだろうと思い、

きっと以前から長男の事が好きなKちゃんかなと考えていると、

案の定居間にKちゃんがいて、私に「おかえり」と微笑んでいました。

長男はブロックで飛行機を作る事に夢中になっていて、

Kちゃんの遊び相手は次男が担当していました。

Kちゃんは次男の事も気に入っていて、

いつも次男を優しく可愛がってくれています。

私が長男に「Kちゃんが来てるんだから、

ブロックしていないで一緒に遊びなさい」

と穏やかに言うと、

「うちのパパは怒りたくないんだよ」と

長男はKちゃんに私のことを解説していました。

それを聞いてKちゃんが

「うちのお父さんはすぐ怒るよ。お母さんも」

とふて腐れたように言いました。

Kちゃんの本当のお父さんは

以前にお母さんと離婚していて、

今のお父さんとKちゃんは血が繋がっていません。

本当のお父さんには全く会っていないようで、

きっともう顔も忘れてしまっているかもしれません。

本当に両親によく叱られているかどうかは

子供の言う事なので鵜呑みにできませんが、

半年ほど前にお母さんが妹を生んだので、

手のかかる可愛い赤ちゃんに両親が掛かりっきりなのでしょう。

思わず私がKちゃんの頭を撫でてやると、

「さわらないで」と強く手を撥ね退けられてしまいました。

それでも顔は怒っているわけではなく

ちょっと照れたようにうつむいていました。

Kちゃんが長男に手紙を書きたいというので、

私がひらがな表をつかって文字を教えていると、

ブロックを中断して長男が手紙を覗き込みにきました。

そうしたらKちゃんは「見ないで!」と長男をぶち、

倒れた長男を蹴る足が止まりません。

私が「俺の可愛い子供を蹴らないでくれ」と長男を庇うと、

余計にKちゃんの怒りを買ってしまい、

私も散々ぶたれてしまいました。

そして手紙の作成を再開してみると、

手紙には「いつも一緒に遊んでくれてありがとう」

と長男に向けて書き込んであるので、

一体いつもどんな遊びしてるんだ、と苦笑してしまいました。

長男のことを好きな筈なのに、

つい叩いたり我がままを言ったり、

きっとKちゃんは愛情表現が下手な女の子なのでしょう。

その後、相変わらず長男はブロックで遊んでいるので、

次男とかくれんぼをしていたKちゃんは

私にもかくれんぼに混ざるよう命令してきました。

しばらく一緒に遊んでいると、

私や長男には厳しいけど、

二歳の次男には猫撫で声で話しかけていて、

幼くても母性本能ってあるんだなと感心しました。

今度はお絵かきをしようということになり、

私がテーブルに向かって座っていると、

Kちゃんはちょっと恥ずかしそうだけど

それを隠しながら当然のように私の膝の上に座り込んだのです。

私のことが気に入ったからなのか、

お父さんぽい人がいるといつも

そうしたくなるのか判りませんが、

その時私に心を開いてくれたような気がして、

長男より体の大きなKちゃんの重さを心地よく膝に感じました。

大人しく絵を描いているとすぐにお母さんが迎えに来て、

帰り支度をしているKちゃんを見ていると、

もし長男とKちゃんが結婚したら私は義父になれるんだな、

と言う考えが脳裏をよぎりました。


スポンサーサイト
  1. 2010/03/17(水) 23:33:24|
  2. こども
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

コメント

すかいどんさん優しいですねー。
私なら子供といえ、暴力を振るうことに容赦なく叱ってしまいそう。
Kちゃんのお父さんも連れ子とか云々関係なしにKちゃんのそういった行いを正そうと叱ってるんだなと思いました。
でも将来Kちゃんと長男君が結婚したら高い確率で長男君は尻に敷かれそうですね(笑)
  1. 2010/03/18(木) 17:40:39 |
  2. URL |
  3. 櫻 #-
  4. [ 編集 ]

櫻さんへ

お返事遅くなって申し訳ありません。
私もよその子供を叱る事はあります。
私はこの時、Kちゃんが暴力的なのは
他人にかまってほしいけど、
どうしたらよいのか分からな気持ちの表れだと感じて、
Kちゃんと関わる事でその気持ちを満たしてあげればよい
と考えこのように接しました。
叱るのは子供をコントロールしようとする時に
すぐに思いつく一番簡単な方法ですが、
その使い方を間違えれば子供には凶器ともなります。
その子の幸せを考えて、愛情をもって接する、
私はそういう大人でありたいと思っています。
  1. 2010/03/21(日) 22:44:14 |
  2. URL |
  3. すかいどん #-
  4. [ 編集 ]

<%template_post\comment>


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://skydon.blog45.fc2.com/tb.php/166-4af2edfa
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。