パパ読ンデ

光を越え、事象の地平面で逢いましょう

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プチクーデター

夕方、私の大切な息子ふたりが殴り合いの喧嘩を始めました。

切っ掛けは次男が長男をふざけてぶったことなのですが、

いつもは気にせず許してあげる長男も、

夕食前の空腹時にそれをやられては

いつもの大らかな理性が働かなかったようです。

長男に限らず、私や次男、そして人間なら大抵の人は

お腹が空いているとキレやすくなるものではないでしょうか。

だから、揉め事が起こるのは決まって夕方だ、

という家庭は私のところだけでは無い筈です。

以前は、四つも歳が下の次男を、

長男がパンチやキックしているのを目にすると、

この間生まれたばかりの赤ちゃんを虐めるなんてけしからん、

と思って私は長男を叱りつけていました。

でも、それを続けていると、

長男が私に叱られるのを怖れて反撃しないのをいいことに、

次男が長男にすぐ手を上げるようになってしまったのです。

やはり家族と言う集団の中には秩序が必要なのでしょう。

お兄ちゃんより四つも年下の弟が威張っているのでは、

長男はもとより、次男にだって良い環境とは言えません。

だから私はこの頃、息子達が喧嘩を始めても

見ているだけで、止めたり仲裁をしないようにしています。

そうすると、体の大きさだけなら長男が楽に勝ちそうな気もしますが、

次男は筋肉質な体に激しい闘争心を秘めているので、

割といい勝負になってしまいます。

今日の勝負は、まずお互いパンチの応酬を繰り広げると、

二人とも泣き出して、取っ組み合いながら床に転がり、

それから、寝ながら相手の足にキックを連打していました。

やはり長男のキックの方が見ていて威力がありそうなのですが、

次男は痛みを隠して必死に兄を蹴り続けていて、

二歳ながらなかなかの根性を見せてくれます。

蹴りあっている様子を眺めているうちに、

この光景は何かに似ていると感じました。

子供のころ飼っていた雄猫が、

近所の野良猫を追っ払う為によく喧嘩をしていたのですが、

そのとき、取っ組み合った猫同士は相手の腹を両足で

マシンガンのように蹴りつけていたのです。

「ああ、昔可愛がっていた猫と同じ猫キックを、

今可愛がっている息子達がしているのか」と妙なデジャブを感じました。

痛みに耐え切れなくなった次男が、

ついに台所にいるママの足へ走ってしがみ付き、

息子達の勝負に決着がつきました。

やっぱり私は「次男がかわいそうかな」と思いましたが、

お兄ちゃんは自分より強いことを認めた方が、

次男も家族内での自分のポジションが確認できて

落ち着いた気持ちで暮らせるのではないでしょうか。

泣き止んだ勝者の長男にせがまれて、

私が紙に下手なザクの絵を描いていると、

次男がやってきて長男を押し退け、転ばしてしまいました。

そして、私の絵を見るなり

「これ何? 野菜の種?」と指差してきました。

どうも、次男は既存の枠組に囚われるのが性に合わないようなので、

いつか私の息子間で下克上が起きそうな気がしないでもありません。


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  1. 2010/05/30(日) 23:37:32|
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