パパ読ンデ

光を越え、事象の地平面で逢いましょう

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かさじぞう





山奥の村に、六人の子供を幼いうちに亡くした、

かさを作っているじいさまとばあさまがいました。

ある年の大晦日に、じいさまが町へかさを売りに出かけたけれど

一つも売れないうちに雪が降ってきました。

しかたなく家へ帰る途中に、

頭に雪が積もっている六体のじぞうさまたちがいたので

売れなかったかさを頭にかぶせて、

自分の頭にほっかむりしていた手ぬぐいも被せてやりました。

するとじいさまは元気が出てきて歌を歌いながら家へ帰りました。

お湯と漬物だけを食べて、歌を歌って年越しをして

じいさまとばあさまは寝てしまいました。

深夜、しんしんと降り積もる雪の中をじぞうさまたちが

そりに米や魚や小判をいっぱい積んで

歌いながらじいさまの家を目指してやってきて、

それらのご馳走やお金を玄関の前に放り投げて

また元いたところへ帰って行きました。

じいさまとばあさまはそのかさと手ぬぐいを被った

じぞうさまたちの後姿に手を合わせました。

その後も二人は仲良く暮らしたようです。




年の瀬も押し迫ってきたので、

年末っぽくて温かいこのお話を選んでみました。

有名なお話なのできっとみなさんご存知でしょうが、

改めて読んでみると本当にいいお話だなと思います。

子供を全員亡くしても、餅も買えないぐらいお金が無くても、

老夫婦が運命を呪ったり自暴自棄にならずに

ありのまま生きているところが爽やかで、

貧困であっても他人に物を与える愛情深さに心が温まりました。

お金が無くても歌を歌って楽しく年越しをしている

おじいさんの姿にはとても共感しました。

私もテンションが上がらない時は一人で歌を歌っています。

そうすると自然と楽しい気持ちが湧いてくるからです。

このおじいさんの生き方は素晴らしいと思います。

すべてありのまま受け入れて愚痴を言わず、

他者を思いやる愛があり、

他人の善意に素直に感謝する。

私は、人がそのように生きていると、

必ず幸せや財産がこのお話のように向うからやってくると信じています。

寒い年の瀬に、良い人生のお手本に出会う事が出来ました。

みなさま良いお年をお迎えください。
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  1. 2009/12/30(水) 00:06:59|
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