パパ読ンデ

光を越え、事象の地平面で逢いましょう

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中一の私

昨日、図書館にいきました。

制服の中学生がけっこういっぱいいました。

女子の夏の制服は、上がワイシャツというのかブラウスというのか

よくわからないのですが、私が中学生のころと同じでした。

数人の女子の後姿を見たのですが、

ワイシャツの下にはキャミソールを着ているようで、

私が中学生のころはそんなもの無かったなと思いました。

女子のブラジャーの紐が透けて見えると、

なんか嬉しかったような気がします。

中学に入学して、知らない女子ばかりで

ちょと、はしゃいでいた自分を思い出します。



確か小学校のころは、ブラジャーをしている女子がいなかったのですが、

中学に入ったらブラジャーをしている人がいて驚きました。

その中でも、クラスで一番胸が大きい女子をいつもからかっていました。

その人はNさんというのですが、そうするとNさんも怒って

私のことをぶってきたりしました。

まあ子供によくある、じゃれあいといった感じでしょうか。



ある放課後に、女子が何人か来て、

「ちょっと放課後は教室に残っていて」と言いに来ました。

教室に残って、だれもいなくなると、

女子たちがNさんを連れてきて、教室のドアをしめて

私とNさんのふたりきりになりました。

「わかるでしょ、なんとか言ってよ」と私に理不尽な事を言ってきました。

私に告白したいというのは判るのですが、

なぜ私が言わなければならないのかなと思いました。

でも、私もNさんが好きだったので「つきあうか」といいました。



クラスの女子が数人廊下で聞いていたので、

私たちがつきあうことは次の日には、みんなが知っていました。

まだ十二歳の私には、

女の事でみんなに冷やかされるのは、とても恥ずかしいものでした。

それでも、その時Nさんと席がとなりだったので、

授業中にてをつないだり、手紙を書いたりしていちゃいちゃしていました。



一学期も終わりになり、

夏休みにはふたりで映画を見に行く約束をしていました。

その約束の日、私ははりきっていつもより早く起きて、

駅へ向かいました。

電車に乗って、映画館のある町まで行く予定だったのですが、

Nさんとは最寄の駅がちがうので、どの電車に乗るかふたりで決めていました。

私は、はりきりすぎて一時間近く前に駅に来てしまいました。

当時私は、腕時計も携帯も持っていません。

それでも電車は一時間に一本くらいしか出てないので、

間違える事はないだろうと思っていました。

そして来た電車に乗って、Nさんを探したのですが、

見当たりません。

次の電車で来るかなと思って、目的地の駅で待っていたのですが来ませんでした。

私が乗った電車が一本早かったのに気づいたのは、そのときでした。



夏休みが終わって、学校に行ってNさんにその日のことを聞くと、

電車が私が乗る駅に来たときに、駅に私がいなかったので、

そこで電車を降りて引き返したようでした。

それから私の気持ちはなぜか冷めて行き、

ある日、私の給食のカレーにニンジンがいっぱい乗っているのを見て、

Nさんが嫌いになりました。

なぜかというと、Nさんはニンジンが嫌いで、

給食にでるニンジンは私がたべてあげていたのです。

だから、私が席をはずしているあいだに、

Nさんが勝手にニンジンを入れたのではないかと疑ったのです。

本当のところはどうなのか、今考えれば判らない事なのですが、

まだ十二歳だった私はその日からNさんを無視しつづけました。

別れるとも、嫌いだとも言わずに、三年生になるまで無視していました。

今考えると「困ったおこちゃまだな俺は」という感じです。




三年生になってまたNさんと話すようになりました。

Nさんが懲りずに私に話しかけていてくれたから、

私は無視をするというバカバカしいことを止める事ができました。

二人の関係が元にもどることはありませんでしたが、

私を嫌わないでいてくれた、Nさんにはとても感謝しています。

高校は別々になりましたが、

通学電車でたまに会うと、

お互いの近況を話したりしていました。



成人式でまた顔を合わせたときに、

「相変らずかっこいいね」と言ってくれました。

私はうれしくなって、また映画を見に行こうと誘いました。

昔の失敗をリベンジしたい気持ちもありました。

一週間後ぐらいに、映画館のある町で待ち合わせて、

今度は会うことに成功しました。

彼女のリクエストで、ジブリのアニメを二人で見ました。

そして喫茶店で長い時間おしゃべりをしました。

すっかり夜になって、私が駅で電車に乗ろうとすると、

とても残念そうでした。

もしかして朝まで一緒にいたかったのかな、と思いましたが、

私はNさんをそういう対象には見れませんでした。

それからNさんには会ったことがないのですが、

今Nさんが幸せに暮らしている事を心から願っています。






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  1. 2009/07/31(金) 11:26:26|
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